エコロジーというものは

エコロジーな活動というものは

エコロジーというものは エコロジーであると思われている活動が実はそうではない、ということが意外と多くあります。現実問題として既に制度化されているのに、それはまったく意味がないことである、ということもあるのです。例えば、ごみの分別です。これはものにもよりますが、十種類近くにわけて回収しているところがあります。極めて無駄であり、その上、非経済的であるといえます。利益になるのであればよいのですが、そうでもないのです。或いは害があることすらあります。分けることはよいのでは、と思うかもしれませんが、問題はリサイクルできているのか、ということです。実際に殆ど、リサイクルには回っていないのが現状です。どうしても新しく作ったほうが利益になるからです。

そうしたことをよくよく理解しておく必要があります。こうしたもののために税金が使われている可能性があるのです。では、どうして政府がそうしたことを決めて、そして無駄だとわかったらやめないのか、改善しないのか、ということが問題になります。まず、政府が一度決めたことを改善しないことはよくあることです。それも撤回、という方向には殆ど進まないです。それは失敗を認めたことになるからです。ですから、基本的には一度決めてしまったら、しばらくはそのまま、ということになります。エコロジーであるかどうか、ということは実はいまだによくわからないのにやっていることが多いのです。しっかりと調べて似非エコロジストにならないことです。